エアコン の寿命を縮める要因
エアコン の 寿命
年々暑くなる日本の夏、
施設にもご家庭にも絶対欠かせない設備、
それがエアコンです。
今回は、そんな必需品「エアコン」の
寿命を縮めてしまう要因をいくつか紹介いたします。
寿命が縮めば、更新費がかかるのは
避けられませんからね。
【室外機】と【室内機】
エアコンには、一般家庭用と業務用があり、
様々な仕様に応じた機能,型はありますが、
基本的な作りは【室外機】と【室内機】からできています。
まず、前提として知っていただきたいこと。
それは、
本体は【室外機】であること!
つまり、室外機の設置されている環境が
直接エアコンの寿命を決めるのです。
「なぜ」を話すと専門技術の話となりますので、
こちらでは端的に寿命を縮める要因をお伝えしますね。
エアコン の故障要因
①室外機の周囲が壁で囲まれている。
熱交換器(説明するのに30分かかります…)が非効率となり、
エアコンが過剰に頑張ってしまう。
電気代も余計に食います…
雪で埋もれてしまうのも同様です!
・「熱交換器」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年08月12日 (金) 21:19 UTC、
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/熱交換器
②水平に設置
室外機の中にはモーターが入っています。
そのモーターの軸が水平でないと、
軸周りの劣化を早める要因となります。
③直射日光
室外機は本体の温度が上がりすぎると
自身が壊れないようにリミッターが働きます。
強制終了ですので、機械ものとしては良くありません。
エアコンの能力低下にも繋がります。
④建物等に固定する場合は、ゴムなどをかませる。
防振処置というやつです。
どちらかというと建物に影響を及ぼします。
前述のとおりモーターを内蔵していますので、
室外機は小刻みに振動しています。
その振動が固定したネジまわりにヒビなどを
発生させます。
⑤サビ
実は雨程度では極端にサビを発生させません。
問題なのは、設置場所の空気。
海辺や温泉地などの空気は金属を酸化させる成分が
多く、その成分が極端なサビを誘発。
そういった問題を抱える場合、逆に水道水などで
こまめに成分を洗い流したほうがサビの発生を
防ぐことができます。
なお、海辺でもないのにいつもサビで駄目になる…
という方は、「塩害仕様」という商品があります。
検討もアリかもしれません。
・「湿度」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年08月12日 (金) 21:19 UTC、
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/塩害
⑥ガス漏れ
エアコンは管の中をガスで満たしています(大抵は)。
そのガスが漏れてしまうとエアコンの能力が落ちます。
ガス漏れの要因は様々ですが、能力が落ちたとき、
場合によってはガスの再補充が可能だったりします。
買換え一択でも無いのですよ。
ただし、一般家庭用エアコンくらいなら、
買い換えたほうが安いかもしれません。
設置環境を考慮しましょう
一部の業者さんかも知れませんが、
・設置工事が大変になる
・持ち出しの材料費がかさむ
などの理由から
分かっていて設置環境を考慮しないケースもあります。
また、室外機の設置場所を考えなかったため、
音や噴出す温風などが
近隣や通行人とのトラブルとなるケースも多い。
なにより
エアコンが働きやすい環境を整えることは
ランニングコストや故障頻度の面で
とても優位になります。
エアコンひとつとっても
是非コストパフォーマンスは考慮したいものですね。
ブログの著者
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