エアコン 選び、おすすめ の 考え方

エアコン選び 機能の必要性

最近は業務用にせよホームエアコンにせよ、
非常に様々な機能を持ったエアコンが販売されています。

・自動フィルター清掃
・人感センサー
・AI
・加湿
・換気

ものすごい発展だなと感じておりますが、

逆を言えば、
それだけエアコンの必要性,必須性が高まっているわけです。

売れるからこそ、
各メーカーもしのぎを削って技術開発に資金を送り込むわけですね。

特に「加湿」機能付きには、発売当時は驚かされました。
(大ヒットしたかは分かりませんが…)

エアコンの構造を考えると、
「除湿」は簡単なのですが「加湿」はなかなか難しい。

加湿器のようにタンクに水分を補給するのであれば別ですが、
補給なしで加湿を行うというのは、なかなかに開発の苦労が浮かばれます。

高機能エアコン 続々登場

最近某メーカーから発売された、
換気ができるエアコンは新型コロナウイルス感染対策に見事にはまり、
非常に売れているそうです。

個人宅における冷房時の換気の必要性は、
賛否両論あるかもしれません。
(ストーブを炊く際は必須ですが…)

・「石油ストーブの安全な使い方」『一般社団法人 日本ガス石油機器工業会』。2020年09月02日 (金) 21:19 UTC、
URL:https://www.jgka.or.jp/gasusekiyu_riyou/anzen/gasu_stove/index.html

新型コロナ感染症対策の面でも、
不特定多数の方が存在する店舗などでは、
間違いなく換気の概念が必須となりますが、
個人宅でもといった話はなかなか聞きません。

店舗などで換気機能付きエアコンを利用するのであれば、
今年の夏は非常に有効かと思います。

オススメのエアコン機能

さて、
以上のように昨今様々な機能が付加されているエアコンですが、
当事務所のおススメは?と聞かれたら…

「特別な機能は本当に必要ですか?」

と答えます。

エアコン が故障する原因

勿論、
利用環境(ペットがいるとか、中華料理店とか)に合わせて、
もしくは目的に応じて機能を選ぶのは、
利用に対し機能がマストの効果を発揮するのであれば採用していただきたく思います。

ですが、
もしそうでなければ、
機能無しを検討することも考慮いただきたい。

なぜなら…
エアコンが故障するときって、
昨今その大半が、冷媒抜けか、特別な機能に付随する精密機器である場合が多いのです。

本来、エアコンという機械は意外と単純なつくりです。
ですが、繊細な機能が備わっていくにつれて基盤も複雑になり、
修理は工場に運び入れないと無理といった始末。

最近はDIYの普及の延長か、
エアコンの内部洗浄を自分で行えるようなキットも発売されていますね。

ですが、
機能満載のエアコンを洗浄する際は要注意です!
水分をかけてはいけない部品がどこに潜んでいるか分かりません。

便利にはなったが、高額化し寿命は縮んだ…
コストパフォーマンスを考慮すると、
部屋の広さに対応さえしていれば、
特別なものはいらない。

そんな方向性も検討されてはいかがでしょうか。

エアコン にかかる費用を考える

特に、
手間のかかる場所にエアコン設置を行う場合(吹き抜けの上部など)、
更新時の費用は、設置費が割高になります。
総額としては、間違いなく寿命が長い方が得です。

設置や使用の環境で、
どのような機種を選定することがベストかは、
変わってきます。

施工会社や電気屋さんがススメてくる機種が、
本当にあなたにとってベストかは分かりません。

今後も毎年使い続けるエアコン。
来年はまた新しい機能を備えた機種が販売されるのでしょう。


勿論、
そこにはメーカーのビジネス的観点も付加されています。
商品の複雑化などは、まさに戦略かもしれません。

エアコンに求めるものは何なのか。
考え方の一片ではありますが、是非ご参考ください。

ブログの著者

施設・店舗のコスト削減@ホワイトオウル
施設・店舗のコスト削減@ホワイトオウル
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