防水工事は安くて良質な工法が続々!

昔から建築業界の技術進化は凄まじく
様々な業者さんが技術開発に勤しんでおります。

そんな中、実際にあった屋上防水工事のお話。

なんと、見積が2社で倍違った!!!


屋上防水…

耳が痛い方もいらっしゃるかもしれません。

都内の建物などでは
屋上を基本閉鎖している建物も多く、
普段人目に触れない場所です。

そのため
維持費の予算振りで苦労されている建物では
なかなか改修の目処がつかないことが
実態として多い状況です。

そのうえ、
エアコンの室外機などが後から配置され、
一層工事を躊躇されることも…

ですが、覚えておいてください。


建物の価値を最も下げる要因。
それは、間違いなく

水の浸入

です。


もし 私が中古ビルの購入を検討するなら
間違いなく「漏水の有無」を
一番に確認します。

で、そんな屋上防水ですが、
とある建物で工事の見積をとりました。

一件は、大手ゼネコン

一件は…建材メーカー(施工込み)


その結果、

建材メーカーの見積はゼネコンの額に
比べて半額近かったのです!


ですが、メーカーの屋上防水工事も
ちゃんと実績があり、保障期間は両社10年。

財務内容も良好な会社でした。

結果、その建物では…
まだ発注しておりません(笑)


が、これだけ価格差があると
ゼネコン仕様が2倍長持ちしないと合わないわけで…

たぶんそれは有り得ないわけで…


3年後に塗料メーカーにて工事を行う計画を
立てさせていただきました。

実は、この業者さん自体は別案件で何度か
私も携わったことのあるところでして、
施工技術にも信頼を置いている業者さんです。

なぜ、そんなに金額を落とせているかというと、

自社開発で材料(塗料)の質を極限に高めて、
施工の手間をはぶいた工法なんだそうです。

まさに競争社会ですね。

ちなみに、
今回のゼネコンの工法も
最近は時々お見かけしますが、
5年前には決して主流ではない工法でした。


屋上防水に限らず、
新技術を選択するかは発注主様次第ですが、
選択肢が増えることは良いことと
当事務所では考えております。


最近はインターネットの活用を含め、
様々な選択肢を見つけやすい社会です。

情報の真偽を見抜く目ももちろん重要なわけですが
だからこそ、建設業界も
自社を認めてもらおうと様々な取り組みをしています。

”実際に工事した物件を見せてもらう”など、
良い判断材料かと思います。


当事務所でも
各地で開かれる「建材展示場」などには
よく足を運んでおります。

少し面倒ではありますが、
建物・店舗の維持費を大きく落とすには
情報収集は間違いなく有効です。

ブログの著者

施設・店舗のコスト削減@ホワイトオウル
施設・店舗のコスト削減@ホワイトオウル
【健全で持続的な 施設,店舗の活用を支援】

・110社5600件以上の工事精査実績
・40以上の施設管理マネジメント

設備監査事務ホワイトオウルでは、
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▼過去実績の手数料額▼
対象の工事規模や内容によって異なりますが、削減額の10~30%を手数料とさせていただいております。
◇ 見積価格1000万円・査定による減額97万円の工事:《出動費170,000円》
◇ 見積価格13万円 ・査定による減額2.1万円の工事:《出動費2,700円》