エアコンにかかる電気代。室外機の設置高さが影響することをご存知ですか。

エアコンの構造は大きく室内機と室外機に分かれます。部屋内にあり普段目にするのが室内機であるため間違われやすいですが、エアコンの本体は室外機です。その為、室外機の設置されている環境でエアコンの効率や使用電力量は大きく変わります。施工業者も設置に関しては問題なく動くよう工事してくれますが、今後の利用においてより長く,より電気代を抑えるような設置まではされていないことも多々見受けられます。
たとえば、室外機は室内機より高い位置に設置されているほうが年間の使用電力量が少ないことご存知ですか。寒冷地は別ですが、基本的に電気を多く使うのは暖房シーズンより冷房シーズンです。このエアコンから冷風を出す際に起動させる「冷媒サイクル」というシステム上、室内機と室外機との間を冷媒という特殊なガス（もしくは液体）が循環しています。この冷媒の輸送は室外機が高い位置にあるほうが少ない電気量で済むのです。

その業務用冷蔵庫、製品のタイプによって今後のメンテナンス費,ランニングコストに違いがあります。

冷蔵庫や冷凍庫には「熱交換器」と呼ばれる部品が備わっています。一般的にこの部品は庫の裏側にあり、周辺空気との熱交換をすることで庫内を冷たくしています。しかし、むき出しの部品である為すぐにホコリなどの汚れが付着し周辺空気との接触面を狭めてしまい、能力が十分に発揮されず過剰な電気を使用して庫を冷やすこととなります。これを防ぐには定期的に熱交換器を清掃する必要があるのですが、基本冷蔵庫などは設置後背面に作業スペースは無く、設置後は更新されるまで動かしませんよね。その間に熱交換器は汚れを増し、ランニングコストも増々増加していきます。
業務用冷蔵庫や冷凍庫には、庫天板上部に熱交換器を配置しているタイプがあります。こちらであれば、庫を移動させなくても熱交換器の清掃を容易に行うことができます。業務用冷蔵庫などは一時的に移動するだけでも配管工事やメーカー指定工事などで大きな費用がかかります。設置の段階から先にかかる費用排除を検討しましょう。